今回は受験勉強における大前提について書きたいと思います。
これから受験期を迎えるみなさん、突然ですが受験とはどのように達成し得ると思いますか?
ただがむしゃらに勉強をすれば目標は達成できると思ってる方は要注意です。
受験勉強と趣味の勉強の違い
本題に入る前にまず、受験勉強と趣味の勉強の違いを確認しましょう。
まず1つ目は、試験当日と言うタイムリミットがある事です。当たり前の話ですが、受験勉強には受験日と言う期限があります。合格するにはそれまでに目標ラインまで到達していなければなりません。より効率的に、計画的に進めないといけません。
2つ目は、苦手な科目も勉強しなければいけない点です。これも当たり前の話ですが、ちゃんと意識していないと気付けば好きな科目しか勉強していなかった…なんて事態もよく起こります。
3つ目は、試験日1日の結果だけで全てが決まる点です。受験と言うのは本当に独特で、どれだけ勉強したとか、どれだけ賢いとか関係なく、試験当日の点数だけで決まります。こんなに大事な事をきちんと理解・意識している人は少ないように感じます。
受験に合格する為には、上に挙げた受験ならではのポイントをしっかり把握した上で勉強を進めていく必要があります。
学力は(勉強時間✖️効率)で決まる
前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。受験生が意識しておくべき大前提、それは学力は(勉強時間✖️効率)で決まる。と言う事です。これは私が受験生時代に最も大事にしていた事です。1日にあまり長い時間勉強できなかったのもありますが…(笑)。
多くの受験生を見ていて思う事、それは勉強は時間が全てだと思っている人があまりに多いです。➕じゃなく✖️なのも重要で、どれだけ時間をこなしても効率が0であれば培える学力も0になります。
あなたの周りにもすっごく勉強は頑張っているのに成績が伸び悩んでいた人がいたんじゃないですか?効率を疎かにした結果、そうなっているのです。
私たちは勉強をする際、どうすれば効率を上げれるかを常に考えながら受験生生活を送らなければいけません。
合否は何で決まるのか
学力が(勉強時間✖️効率)で決まるとして、合否もそれだけで決まるのか。答えはNOです。私が受験生時代、効率と同じくらい重要視していたのが試験当日にどれだけ実力を発揮できるかです。
つまり合否は(勉強時間✖️効率✖️実力の発揮度)で決まります。 これも軽視している人が本当に多いです。
いつも会話をしていてとても賢いのに、かなり難解な問題も解いちゃうのに、何故か試験では落ちてしまう人、これもあなたの周りにいるんじゃないでしょうか。元々人間性として本番に弱いタイプだからと、一言で終わらせてしまって良いのでしょうか。そんな残酷な話はありません。
多少の個人差はあるでしょうが、対策は絶対に打てます。私はどれだけ効率よく勉強できるかに加え、どうすれば試験で実力を充分に発揮できるかを常に考えていました。そして当初は無理だと言われた志望校への合格によって、この理論は正しいのだと確信しています。
さいごに
”受験戦争”とはよく言ったもので、受験は総力戦です。戦争に勝つには軍事力だけじゃなく、科学力や経済力、全国民の協力など国力の全てを注ぐ必要があるのと同じで、受験に勝つためにはただ勉強しているだけではだめなのです。
勉強効率や当日如何に実力を発揮するかなど、合格の為に考える事は山ほどあります。思考停止してしまっては負けたも同然です。
受験で考えなけばいけない事は意外と多いです。勉強をしながらは前提で、どうすれば合格の期待値を上げられるか、常に考え続けなければいけません。できなければ合格の道のりは遠いと言えるでしょう。
コメント